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01.4

毒性リスク評価(ISO 10993-17)

毒性情報と患者への曝露を、専門家が統合して評価する

化学的キャラクタリゼーションによって化学物質が検出されても、その結果だけで医療機器の生物学的安全性を判断することはできません。

化学物質によるリスクは、物質が持つ毒性だけでなく、患者への曝露量、使用頻度、曝露期間、対象となる患者集団などによって変わります。

毒性リスク評価では、ISO 10993-17基づき、化学分析で報告された物質について、利用可能な毒性情報と患者への曝露を踏まえて、毒性学的リスクを評価します。

Melerdis Partnersでは、DABTやERTなどの資格と、医療機器の毒性リスク評価に関する経験を有する毒性学者による評価を提供します。

評価資料と参照文献の確認を表したイラスト

このような場合に

  • 化学分析で報告された物質の安全性を評価したい
  • 使用方法や対象患者を反映した曝露評価が必要
  • 資格を有する毒性学者による署名付き報告書が必要
  • 既存の毒性リスク評価を、現在の製品条件に照らして確認したい
  • 化学分析結果をBERへ統合したい

評価条件や必要な情報が確定していない段階でも、化学分析結果と製品情報からご相談いただけます。

評価に使用する主な情報

  • 化学分析試験報告書
  • 化学物質の同定・定量結果
  • 製品の意図する使用方法
  • 化学分析に使用した抽出条件
  • 1回あたりの使用量
  • 使用頻度と使用期間
  • 曝露経路
  • 成人、小児、新生児などの対象患者

一般的には、化学分析において分析評価閾値(AET)を超えて報告された化学物質が評価対象となります。

数値の検索や計算だけでは完結しない評価

毒性情報は、各種データベース、原著論文、規制当局の評価文書などに分散しています。

評価では、利用可能な情報について、データの信頼性、対象となる毒性影響、曝露経路、試験期間、用量設定、対象製品への適用可能性などを判断する必要があります。

担当毒性学者が、毒性情報の質と患者への曝露を評価し、使用した情報、仮定、不確実性および判断根拠を報告書に文書化します。

最終報告書には、担当毒性学者の経歴、資格および署名が含まれます。

データの信頼性毒性影響曝露経路試験期間用量設定対象製品への適用可能性

専門家による評価

DABT / ERT

Melerdis Partnersでは、DABTやERTなどの資格と、医療機器の毒性リスク評価に関する経験を有する毒性学者による評価を提供します。

プロジェクトの進め方

  1. 01

    化学分析結果と製品情報の確認

    化学分析試験報告書、検出物質、製品の使用方法、曝露条件および対象患者などを確認します。

  2. 02

    毒性学者への情報連携

    確認した資料を担当毒性学者へ共有し、質問や追加情報の依頼をお客様と調整します。

  3. 03

    毒性情報の調査と曝露評価

    毒性学者が利用可能な毒性情報を調査し、製品の使用条件を踏まえて患者への曝露を評価します。

  4. 04

    毒性リスクの評価・報告書案の作成

    毒性情報と患者への曝露を比較し、判断根拠、仮定、不確実性および評価結果を報告書案として整理します。

  5. 05

    レビュー・最終報告書の発行

    報告書案をご確認いただき、コメントへの対応後、担当毒性学者が署名を含む最終報告書を発行します。

主な成果物

  • 毒性リスク評価報告書

評価に必要な化学物質の同定・定量情報が不足する場合は、追加対応の要否を個別に確認します。

化学分析からBERまでをつなぐ

毒性リスク評価の結果は、化学分析結果、生体適合性試験結果、既存情報などとともに、BERにおける総合的な安全性評価に使用されます。

Melerdis Partnersが、化学分析時の条件や製品情報を担当毒性学者およびBER担当者へ引き継ぎ、各工程の前提と判断が分断されないように進めます。

化学分析毒性リスク評価BER

化学分析報告書と製品の使用条件があれば、評価に必要な情報と実施範囲を確認します。

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